日高山脈

カムイエクウチカウシ山

標高1,979m。幌尻岳に次ぐ日高山脈第二の高峰。山名(カムイエクウチカウシ)はアイヌ語で「熊(神)の転げ落ちる山」を意味します。日本二百名山の一つ。登山者の間では「カムエク」と略して呼ばれています。魚止の滝の付近までオショロコマが生息し、山腹に八ノ沢カール付近はヒグマの生息域です。過去には登山者とヒグマの遭遇事故で、3人が犠牲になりました。

整備された登山道はなく、北海道道111号静内中札内線の未舗装区間6km終点の七ノ沢から川上に向かって渡渉し、八ノ沢カールを経由し稜線に出て山頂に至ります。

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