環境省 子どもパークレンジャー2025開催

日高山脈襟裳十勝国立公園
『環境省子どもパークレンジャー2025』が8月20日、札内川園地で開催されました!
札内川園地は国立公園内に位置します。十勝で暮らす子どもたちにとって、一番身近な国立公園です。その中にはどんな動物や植物がいるのか。豊かな自然環境が、私たちの暮らしとどうつながっているのか。子どもたちが環境省レンジャーと一緒に学び、楽しみながら色々と教わりました。

まずは日高山脈山岳センターの展示室で
日高山脈襟裳十勝国立公園の特徴や
自然保護や調査を行うレンジャーの仕事について学びました。
装備がギッシリ詰まったリュックを背負わせてもらい「おも~い」との感想。
レンジャーの仕事の大変さを実感しました。

続いてグループに分かれ札内川園地をクイズで回る『アドベンチャーミッション』に挑戦!


ピョウタンの滝の由来や成り立ちを調べ


シナノキ、カツラ、ケショウヤナギの木を探して葉っぱをスケッチ


野生動物の痕跡(エゾシカの角の研ぎ後)を探して園地を駆け回りました。

昼食をはさみ、午後はバードコール作りがスタート!
園地に落ちていた枝をのこぎりで切り、穴あけ(この工程はスタッフが行いました)
アイボルトをきゅきゅっとねじ込んで、鳥の鳴き声になるよう何度も調整します。
マジックで自分だけのマークやイラストを描いたら完成です。


できあがったバードコールを持って、グループに分かれ再び園地内に。
こだまのような野鳥との会話に成功したグループ、会話は出来なかったけど野鳥が寄ってきたグループ
バードコールを通じての様々な反応に普段あまり意識しない野鳥の存在を知れた子どもたちでした。

 

長かったパークレンジャー体験の一日もいよいよ終わりが近づいてきました。
環境省のレンジャーより「子どもパークレンジャー」の認定証を受けとり、一人ずつ感想を発表しました。
「レンジャーの大変さが良く分かりました」「グループで協力して問題を解けたので、協力する大切さを学びました」
「アドベンチャーミッションは難しかったけど楽しかったです」といった感想が聞かれました。

最後はレンジャーの『レ』ポーズで記念撮影。
今日の体験や学んだことが未来へつながり、将来この中からレンジャーが誕生するかも知れませんね。